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ダンボールでつくる幻想世界

ダンボールでは様々な表現ができますが、ダンボールの切り口を使って表現をするダンボール作家もいます。彼はアメリカのマーク・ランガンという人です。2004年から、ダンボールアートに取り組んでいます。帯状に切ったダンボールのかけらをキャンバスに埋め込むようにしてつくられていく作品は、100時間も製作にかかることがあるそうです。ダンボールの切り口というと、ごつごつしたイメージを思い浮かべるかもしれませんが、厚みの違うダンボールを使う事と、曲線をうまく表現することで柔らかさを醸し出すことに成功しています。
ダンボールの切り口をうまく活用し、独特の世界観を表現している作家として、日本の本堀雄二さんを紹介しておきましょう。彼は仏像を彫る彫刻家ですが、ダンボールで見事なまでに力強さと軟らかさを表現しています。鎌倉の長谷寺で開催された彼の展示会では、長谷寺のライトアップで照らされた光との共演となり、その独創的な世界観を更にパワーアップされたものになっていました。彼の作品はダンボールを着色などせず、そのまま使用していることも特徴の一つです。様々な用途に使われたダンボールなのに、その模様に違和感を感じさせないのが何とも不思議な心地にさせてくれます。
建築家の山田幸司さんが企画したダンボールの茶室も話題になりました。手近なダンボールという素材を使って、国宝の茶室を実物大で再現する試みでした。山田さんが企画の途中で事故死するという大きなアクシデントがあったものの、山田さんと親交のあった全国の仲間たちが立派に後を受け継ぎ完成させました。段ボールは畳にして約300枚、1万枚以上使われました。製作に携わった松田さんは「ダンボール安価な素材で、移動するのも簡単なことから、国宝茶室の空間をどこでも体験できる」と報道関係者に話していたそうです。残念ですが今は解体されて現存していませんが、このような取り組みが進んでいくことは、日本の文化を広く知ってもらうという意味ですばらしいですね。

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